牧野植物随筆
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書誌事項
牧野植物随筆
(講談社学術文庫, 1543)
講談社, 2002.4
- タイトル読み
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マキノ ショクブツ ズイヒツ
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注記
鎌倉書房(1947年刊)の文庫化
ジャケットカバーに大文字版の表記あり
内容説明・目次
内容説明
植物研究に生涯を捧げ、在野の研究者ながら偉大な業績のゆえに「植物学の父」と呼ばれる牧野博士。この稀代の碩学が、「馬鈴薯の名称を断乎として放逐すべし」「丁子か丁字かどちらだ」「ナンジャモンジャの真物と偽物」等、草木の名称や分類に関する通説の誤りを喝破。植物への情熱に支えられ、権威におもねることなく持論を開陳した興味深い随筆集。
目次
- 馬鈴薯の名称を断乎として放逐すべし
- リョウブの古名ハタツモリの語原
- 万葉の歌で教えられた新染料
- いわゆる京丸の牡丹
- 燕子花の正体と杜若の正体
- カナメモチはアカメモチだ、扇のカナメにするとは真赤なウソだ
- 崑崙草と崑崙花
- サフランはいつ日本へ来たのか
- ハマナスか、はたハマナシか
- わが国キャベツについての名の変遷、つけたり花椰菜〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より