文禄・慶長の役 : 空虚なる御陣
著者
書誌事項
文禄・慶長の役 : 空虚なる御陣
(講談社学術文庫, [1541])
講談社, 2002.4
- タイトル別名
-
文禄・慶長の役
空虚なる出兵
- タイトル読み
-
ブンロク ケイチョウ ノ エキ : クウキョナル ゴジン
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注記
「空虚なる出兵 : 秀吉の文禄・慶長の役」(福武書店 1989年刊)の改訂・改題
文禄・慶長の役年表: p216-220
主要参考文献: p221
シリーズ番号[1541]は、ブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
秀吉の朝鮮出兵はなぜ行われ、何を残したのか。日朝双方の史料の緻密な読み込みを通して鮮やかに描き出される、戦いにいたる交渉過程と苛烈な戦闘、戦後処理の実状。そして、戦火と蛮行のはてに人々が見出した、友好の懸け橋・朱子学の可能性とは。近現代の日韓関係にまで影を落とす「空虚」な戦争を、東アジア史の視座から問いなおす壮大な試み。
目次
- 第1章 開戦前夜—秀吉一人の望んだ戦
- 第2章 文禄の役—押しとどめられた進撃
- 第3章 慶長の役—耳塚、そして捕虜連行
- 第4章 陶工と朱子学—戦乱のもたらしたもの
- 第5章 和平を求めて
- 終章 歴史観と「伝承」—あとがきにかえて
「BOOKデータベース」 より