遊牧民の世界
著者
書誌事項
遊牧民の世界
(講座・生態人類学, 4)
京都大学学術出版会, 2002.4
- タイトル別名
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Pastoral nomads in East Africa
- タイトル読み
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ユウボクミン ノ セカイ
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注記
英文タイトルは副標題紙裏による
その他の執筆者: 太田至, 河合香吏, 北村光二, 湖中真哉, 曽我亨
引用文献, 参考文献: 各章末
収録内容
- 東アフリカ遊牧民の現況 : 序 / 佐藤俊 [執筆]
- 「地名」という知識 : ドドスの環境認識論・序説 / 河合香吏 [執筆]
- 牧畜民の認識論的特異性 : 北ケニア牧畜民トゥルカナにおける「生存の技法」 / 北村光二 [執筆]
- 国家の外から内側へ : ラクダ牧畜民ガブラが経験した選挙 / 曽我亨 [執筆]
- 生業牧畜と市場経済を結ぶ地域ネットワーク : ケニア中北部サンブルの家畜商の事例 / 湖中真哉 [執筆]
- 家畜と貨幣 : 牧畜民トゥルカナ社会における家畜交換 / 太田至 [執筆]
- レンディーレ社会におけるおねだりの社会的制御 / 佐藤俊 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
東アフリカの乾燥地帯に生きる遊牧社会に注目して、かれらが外的要因をいかに選択的に取り込みつつ社会の持続性を維持しているのかを、6人の著者が詳細なフィールドワークに基づいて実証的に描き出す。遊牧民の自然観と認識論、国家政治や市場経済という外的干渉に対する遊牧民の適応的行動、トゥルカナ社会における家畜の交換概念、遊牧社会を支える問題の自力解決と互助システムによる共存の知恵を紹介する
目次
- 序—東アフリカ遊牧民の現況
- 第1章 「地名」という知識—ドドスの環境認識論・序説
- 第2章 牧畜民の認識論的特異性—北ケニア牧畜民トゥルカナにおける「生存の技法」
- 第3章 国家の外から内側へ—ラクダ牧畜民ガブラが経験した選挙
- 第4章 生業牧畜と市場経済を結ぶ地域ネットワーク—ケニア中北部サンブルの家畜商の事例
- 第5章 家畜と貨幣—牧畜民トゥルカナ社会における家畜交換
- 第6章 レンディーレ社会におけるねだりの社会的制御
「BOOKデータベース」 より