なしくずしの死
著者
書誌事項
なしくずしの死
(河出文庫)
河出書房新社, 2002.3
- 上
- 下
- タイトル別名
-
セリーヌの作品
Mort à crédit
- タイトル読み
-
ナシクズシ ノ シ
大学図書館所蔵 件 / 全22件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
「セリーヌの作品2, 3」 (国書刊行会, 1978年刊)の改題
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784309462196
内容説明
『夜の果てへの旅』の爆発的な成功で一躍有名になった作者が四年後の一九三六年に発表した本書は、その斬新さのあまり非難と攻撃によって迎えられた。今日では二十世紀の最も重要な作家の一人として評価されるセリーヌは、自伝的な少年時代を描いた本書で、さらなる文体破壊を極め良俗を侵犯しつつ、弱者を蹂躙する世界の悪に満ちた意志を糾弾する。
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784309462202
内容説明
“絶望のアナーキスト”から“反ユダヤ主義者・対独協力者・戦争犯罪人”まであらゆるセンセーショナルな肩書きを背負ったセリーヌは、呪われた作家だ。だがその絶望と怒りの底には、声なき弱者への限りない慈しみが光る。そして哀しみとユーモアも。生来負債として負わされている死を、なしくずしに支払っていくしかないと謳う、狂憤の書にして愛に満ちた救いの書。
「BOOKデータベース」 より