魔羅節
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魔羅節
新潮社, 2002.1
- タイトル読み
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マラブシ
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収録内容
- 乞食柱
- 魔羅節
- きちがい日和
- おめこ電球
- 金玉娘
- 支那艶情
- 淫売監獄
- 片輪車
内容説明・目次
内容説明
仕事にでかける千吉は、髭剃りあとに化粧水のオイデルミンをつける。きつく褌を巻くと、最後の仕上げに、女の腰巻をつける。客の前で気をやる時には、いつも幻の唄が聞こえた…。貧しくとも肩を寄せ合って生きる男や女、その日々の生活に忍び寄る、淫靡な幻想に彩られた伝承の恐怖!ああ、幻の唄が聞こえる。あの魔羅節だ。懐かしくもおぞましい、あの拍子だ…。哀しい血の匂いがしたたる傑作作品集。
「BOOKデータベース」 より