知事が日本を変える
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書誌事項
知事が日本を変える
(文春新書, 238)
文藝春秋, 2002.4
- タイトル読み
-
チジ ガ ニホン オ カエル
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内容説明・目次
内容説明
近年、新しいタイプの知事が続々誕生しているが、そのさきがけは宮城の浅野、三重の北川、高知の橋本の三知事。「国とのパイプ重視型」に代わり「草の根型」が登場したことで、改革の進まぬ中央の政官界とは対照的に、地方は大きく変わろうとしている。本書ではその三知事が、情報公開、職員の意識改革、議会におけるなれあいのない論戦など、変革の実態を具体的に語る。その白熱の論議から浮かび上がってくるのは、本当の民主主義を創造する道だ。
目次
- 1 私が知事を目指したわけ—何を疑問に思い、どう変革しようとして、われわれは立候補を決意したのか。
- 2 情報公開が県政を変える—情報を隠すからこそ弛緩・腐敗が生まれる。出発は何よりまず情報をオープンにすることなのだ。
- 3 こうやって職員の意識を改革した—「お役所仕事」からの脱却には、職員たちの意識改革が必要。それをこういうかたちで進めていった。
- 4 財源をどう確保するか—地方が自立するには財源の問題は避けて通れない。望まれる税のあり方とは?
- 5 市町村とどうつきあうか—従来の上意下達でいいのだろうか。また、県境に固執する意味があるのだろうか。
- 6 永田町・霞が関こそ変わるべし—中央の政・官界のほうが旧来のパラダイムから抜け出せずにいる。県は国にこう望む。
- 7 選挙の戦い方、政党との関係—無党派知事の選挙戦とはいかなるものか。議会にはどういう姿勢で臨むのか。
「BOOKデータベース」 より