東南アジアの経済発展 : 経済学者の証言

書誌事項

東南アジアの経済発展 : 経済学者の証言

安場保吉著

(Minerva人文・社会科学叢書, 52)

ミネルヴァ書房, 2002.3

タイトル読み

トウナン アジア ノ ケイザイ ハッテン : ケイザイ ガクシャ ノ ショウゲン

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注記

参考文献: p270-272

内容説明・目次

内容説明

本書は、東南アジアの経済発展について、筆者が過去30年に書いた証言を集めたものである。30年前に汚職にまみれ、低所得と分配の不公正に悩んだ東南アジア諸国は、大方、筆者の証言の跡をたどって、外国の技術を導入しながら労働集約的輸出工業に転じ、公私の資本を蓄積するとともに、教育・人材育成を重視して経済発展を遂げ、社会的公正への途を歩んできた。本書のエピローグでは、クルグマンの言う「幻のアジア経済論」を全面的に批判したうえで、アジアの成長の源泉を明らかにし、新古典派ラディカル経済発展論を提唱する。

目次

  • プロローグ 東南アジア発展論の検証
  • 第1部 東南アジアの経済発展(命運を分けた戦前のタイと日本;石原広一郎と資源確保論;輸出振興に向き変える東南アジアの開発戦略;東南アジアにおける石油危機;製品輸出主導型の成長続く東南アジア;ASEAN経済政策の分析;タイ輸出工業の発展;タイ工業企業の生産性)
  • 第2部 東南アジア経済と日本(東南アジア経済の動向と日本の立場;ASEANの工業化と日本の対応;日本の経済協力)
  • エピローグ 「幻のアジア経済論」を超えて

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA5655833X
  • ISBN
    • 4623035220
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    xiii, 273, 5p
  • 大きさ
    22cm
  • 親書誌ID
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