ねじれた伊勢神宮 : 「かたち」が支配する日本史の謎
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書誌事項
ねじれた伊勢神宮 : 「かたち」が支配する日本史の謎
(ノン・ポシェット)
祥伝社, 1999.1
- タイトル読み
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ネジレタ イセ ジングウ : カタチ ガ シハイ スル ニホンシ ノ ナゾ
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注記
月刊「小説non」(祥伝社刊)1996年4月号から1998年10月号連載の「天のかたち地のかたち」を加筆・改題したもの
内容説明・目次
内容説明
聖徳太子はなぜすりこぎのような笏を持つか、なぜ塔には三重や五重があるか、ひな飾りはどんなふうに並べるか、神社にある丸い鏡と直線状の剣は何を意味するか、お露の牡丹灯籠はどんなかたちをしていたか、銅銭にはなぜ四角い穴が開いているか、風呂敷はなぜ正方形でないのかなど、かたちに注目して見た日本の伝統文化には、さまざまな謎がある。中でも伊勢神宮の屋根にある×印の千木と、鉄道の枕木のような鰹木のかたちにまつわる矛盾と混乱は、日本文化の基本に関わる問題をはらんでいるようである。本書では、そうした謎のいくつかに思いつくまま挑戦し、それを解くことによって、日本の伝統文化のねじれや歪みをいくらかでも指摘してみたい。
目次
- 牡丹灯籠の正体—キリコとは何か
- ひっくり返った天円地方—古墳のかたちが意味するもの
- ひな人形のうしろ姿—コンパスと定規のなれのはて
- ねじれた伊勢神宮—神国を惑わす垂直と水平
- 都の条件—京を貫く垂直二等分線
- 大八島を支配する—古都の中心は六角形
- 蘇民将来が来た—角柱も円柱もみんなみんな魔除け
- 地球を守る晴明桔梗—鬼もこわがる星形五角形
- 竪穴式五角亭—古代住居は丸か四角か
- 畳の実力—天国は何畳敷か〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より