労働者管理企業と労働移動の経済学
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労働者管理企業と労働移動の経済学
(中京大学経済学部付属経済研究所研究叢書, 第8輯)
勁草書房, 2002.4
- タイトル読み
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ロウドウシャ カンリ キギョウ ト ロウドウ イドウ ノ ケイザイガク
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内容説明・目次
内容説明
本書は1998年以来、中京大学経済研究所の研究プロジェクト「国際貿易理論・国際要素移動理論の研究」に加わって研究を進めてきた近藤健児、多和田真、松葉敬文の三人による最近の研究論文を集めたものである。プロジェクト発足以来、定期的に研究会を開催してお互いの研究成果を報告しあってきた。ここに掲載された論文の多くはそうした場での議論を経て改訂され質を高めてきたものである。最終的に労働者管理企業および労働移動に関する論文が大部分を占めるにいたったために、タイトルを『労働者管理企業と労働移動の経済学』とし、さらに全体を第1部「労働者管理企業と不完全競争」及び第2部「労働移動と経済厚生」に分け、それぞれ4編及び3編の論文を収録した。
目次
- 第1部 労働者管理企業と不完全競争(企業のメンバーが固定的な場合の労働者管理企業の経済分析;労働者管理企業と利潤最大化企業の比較静学分析—シュタッケルベルク型不完全競争と費用構造;不完全競争下に国際貿易と貿易政策;中国郷鎮企業のコーポレート・ガバナンスの構造)
- 第2部 労働移動と経済厚生(「贅沢な失業」と外国人労働者—合法および非合法外国人労働者が並存する効率賃金モデル;「定住移民と越境労働者」再論—非貿易財が資本集約的な場合に送金活動が受入国経済へ与える影響の曖昧さについて;中国国内労働移動の二面性)
「BOOKデータベース」 より