現代アフリカの社会変動 : ことばと文化の動態観察
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現代アフリカの社会変動 : ことばと文化の動態観察
人文書院, 2002.4
- タイトル読み
-
ゲンダイ アフリカ ノ シャカイ ヘンドウ : コトバ ト ブンカ ノ ドウタイ カンサツ
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注記
文献: 各章末
収録内容
- ことばと社会の生態史観 : アフリカ言語社会論序説 / 宮本正興著
- 多言語都市ジガンショール : ウォロフ化とウォロフ化への抵抗 / 砂野幸稔著
- 英語、アラビア語、ジュバ・アラビア語 : スーダンにおける言語、教育、政治、アイデンティティ / 栗本英世著
- ポストコロニアリズムからみたエチオピア西南部の近代 : 周辺マイノリティと自動小銃 / 松田凡著
- アフリカの民主化とは? : ナイジェリアのシャリーア紛争の意味するもの / 戸田真紀子著
- スワヒリ語はなぜザイールにまで広まったのか : その構造から探る / 梶茂樹著
- 多言語国家における教育と言語政策 : 独立ナミビアの事例から / 米田信子著
- 多言語社会の言語政策 : タンザニア・ウケレウェの事例から / 小森淳子著
- 一つの「言語」とは何か : ザンジバル島における「方言」と「標準語」の間 / 竹村景子著
- 創られた「言語」、東アフリカ (ケニア、エチオピア) の場合 / 稗田乃著
- 民主化時代における農村地域の社会変動 : マリ南部の場合 / 赤坂賢著
- ムブナはおいしくない? : アフリカ・マラウイ湖の魚食文化と環境問題 / 嘉田由紀子, 中山節子, ローレンス・マレカノ著
- セネガルの開発政策への一考察 : 農業開発における主体が語るもの / 三島禎子著
- ジンバブエの農業におけるアフリカ農業の基本構造 / 末原達三著
- 支配の技法としての森林保護 : 西ケニア・マラゴリの森における植林拒否の現場から / 松田素二著
- 世界観の植民地化と人類学 : コンゴ民主共和国、ムブティ・ピグミーにおける創造神と死者 / 澤田昌人著
- ポストコロニアル時代の移民文学 : カメルーン人女性作家ベヤラの場合 / 元木淳子著
- 女たちの声をどのように記憶し、記録するか : 真実和解委員会と女たちの証言 / 楠瀬佳子著
- 「拡散する声」の文化 : コンゴ民主共和国とカメルーンのフィールドから / 木村大治著
内容説明・目次
内容説明
西欧による植民地支配の負の遺産を克服して、異なる文化と言語に基づく多中心の新しい社会が、今アフリカで胚胎しつつある。ヨーロッパ語を頂点とする言語秩序、泥沼の民族対立、むきだしの国家暴力、環境破壊と人権侵害…21世紀のアフリカが抱える難問の中から未来の可能性が生まれる。アフリカで生きる人々の日常から発信される最新のアフリカ像。
目次
- 1 国家原理と言語社会の編成(ことばと社会の生態史観—アフリカ言語社会論序説;多言語都市ジガンショール—ウォロフ化とウォロフ化への抵抗 ほか)
- 2 ことばから社会へ—生態学的考察(スワヒリ語はなぜザイールにまで広まったのか—その構造から探る;多言語国家における教育と言語政策—独立ナミビアの事例から ほか)
- 3 開発と環境の現在(民主化時代における農村地域の社会変動—マリ南部の場合;ムブナはおいしくない?—アフリカ・マラウイ湖の魚食文化と環境問題 ほか)
- 4 歴史と表象の問いかけるもの(世界観の植民地化と人類学—コンゴ民主共和国、ムブティ・ピグミーにおける創造神と死者;ポストコロニアル時代の移民文学—カメルーン人女性作家ベヤラの場合 ほか)
「BOOKデータベース」 より