軍記物語形成史序説 : 転換期の歴史意識と文学
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軍記物語形成史序説 : 転換期の歴史意識と文学
岩波書店, 2002.4
- タイトル読み
-
グンキ モノガタリ ケイセイシ ジョセツ : テンカンキ ノ レキシ イシキ ト ブンガク
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内容説明・目次
内容説明
本書は、軍記物語という文学ジャンルの内、慈円が“ムサノ世”の到来の起点とした保元の乱を描く『保元物語』に一つの焦点を据え、軍記物語の形成過程とその世界を考察、解読することを目指す。
目次
- 第1部 軍記物語への道(軍記物語の形成—『保元物語』以前;転換期の歴史意識 ほか)
- 第2部 『将門記』論(『将門記』の冒頭欠失部の考察;貞盛の帰郷前後と同族抗争の記事をめぐって ほか)
- 第3部 半井本『保元物語』論(半井本『保元物語』総説;半井本『保元物語』の性格と方法—あるいは軍記物語における構想力の検討のために ほか)
- 第4部 『保元物語』成立考—崇徳院讃岐遷幸関係記事をめぐって(『保元物語』の成立と展開—崇徳院讃岐遷幸関係記事をめぐって;新院讃岐遷幸関係記事の考察—離京前後 ほか)
「BOOKデータベース」 より