寺田寅彦は忘れた頃にやって来る
著者
書誌事項
寺田寅彦は忘れた頃にやって来る
(集英社新書, 0144D)
集英社, 2002.5
- タイトル読み
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テラダ トラヒコ ワ ワスレタ コロ ニ ヤッテ クル
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注記
寺田寅彦略年譜: p230-232
参考文献その他: p233-234
内容説明・目次
内容説明
寺田寅彦は実験物理学者にして文筆家。「天災は忘れた頃にやって来る」という格言を吐き、一方で多数の科学エッセイを書いて大衆の心をつかんだ。茶わんの湯、トンビと油揚、金米糖といった身近な話題を通して、自然界のぞっとするような奥深さを見せつけてくれたのである。明治に生まれ、昭和に没したが、その鋭く豊かな着想は永遠のものであり、混迷の二一世紀にあって、あらためて注目されることを願う。夏目漱石、正岡子規といった文学者との交流も懐かしい。高知、熊本、東京にまたがる生涯と魅力的な人物像を追う。
目次
- 1 寺田寅彦は忘れた頃にやって来る
- 2 赤門教授のステイタス
- 3 小説に描かれた寺田寅彦
- 4 一生つづく「電車の混雑」
- 5 随筆家としての出発
- 6 大地震の体験
- 7 科学の花園
- 8 物理学を志願した頃
- 9 ゆかりの地・熊本と高知
「BOOKデータベース」 より