平安地獄篇
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平安地獄篇
(Tokuma Novels, . 陰陽寮 / 富樫倫太郎 [著] ||オンミョウリョウ ; 6)
徳間書店, 2002.3
- タイトル読み
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ヘイアン ジゴクヘン
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内容説明・目次
内容説明
安倍晴明が現れない平安京の陰陽寮で当代一の実力者である滋岳魚名は、屋敷にこもり涙恨胆を連木で擂りつぶしていた。この涙恨胆は鴨川の河原に遺棄された無数の死体から集めてきたのだ。人が激しい怒りや憎しみで死ぬときに心臓の裏側に生じる黒ずんだ塊がこの涙恨胆である。魚名は高階成忠の脅迫に屈し、右大臣・藤原道長に対して大元帥の法を呪そうというのだ。成忠は孫の伊周を関白にしたいがために、道長の失脚を画策していた。孔雀は蘆屋道鬼の子、麗門を宿していた。その胎児が腹の中から、孔雀に語りかけるのだ!想像を超えた凄まじい展開と怒涛の迫力、第六巻。
「BOOKデータベース」 より