雪山の生態学 : 東北の山と森から
著者
書誌事項
雪山の生態学 : 東北の山と森から
東海大学出版会, 2002.6
- タイトル別名
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Snow environment and plant ecology of Japanese northern mountains
- タイトル読み
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ユキヤマ ノ セイタイガク : トウホク ノ ヤマ ト モリ カラ
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注記
欧文タイトルは標題紙裏による
引用文献: p255-276
エコツアーとコラムの参考文献: p277
参考図書: p278-279
インターネット上の雪山の自然に関する情報: p280-281
内容説明・目次
内容説明
本書は、雪、すなわち積雪環境をキーワードに、植物の生態を探った研究を1冊にまとめたもの。第1部で雪山の舞台となる東北地方の自然環境を概説したあと、第2部では、現在の環境下における植物の成長や繁殖、世代交代などをあつかった研究例を紹介する。そして、第3部では、過去から今日にいたる雪山の植生変遷について、積雪環境を中心とする気候変動との関連からアプローチした研究例を紹介する。
目次
- 第1部 雪山の自然環境と植生分布(動く大地—山並みの生いたち;世界に誇る多雪山地;バラエティ豊かな植生景観)
- 第2部 雪山に生きる植物の生態(積雪挙動と広葉樹の分布特性;雪が育んだブナの森—ブナの更新と耐雪適応;亜高山帯林の背腹性とその成立機構;アオモリトドマツの成長とフェノロジー;亜高山帯針葉樹林の更新過程と積雪攪乱イベント;風衝地低木群落を支える積雪環境;亜高山帯における液果の出現と種子散布;積雪がつくり出す温度環境と雪田植生のフェノロジー)
- 第3部 雪山の環境変動と植生変遷(偽高山帯の謎をさぐる—亜高山帯植生における背腹構造の成立史;拡大する針葉樹林—花粉分析結果からみた森林最前線の変化;変動する雪山—雪田からみた地球環境)
- 第4部 雪山エコツアーへのいざない
「BOOKデータベース」 より