妖怪の民俗学
著者
書誌事項
妖怪の民俗学
(ちくま学芸文庫, [ミ-2-4])
筑摩書房, 2002.6
- タイトル別名
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妖怪の民俗学 : 日本の見えない空間
- タイトル読み
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ヨウカイ ノ ミンゾクガク
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注記
参考文献: p253-256
岩波書店(1985年2月)より刊行されたものの文庫版
その他の表題はカバージャケットによる
内容説明・目次
内容説明
妖怪はいつ、どこに現われるのだろうか?妖怪の出てくる場所は決まっていて、特定の相手をえらばず、大勢の人間に対して何かを交渉しようとするという。—「都市の周辺」「たそがれ時」「若い女性」などはそのキーワードである。日本各地の調査と柳田国男・井上円了らの研究の再検討を通じて、様々な怪異現象を分析し、妖怪とは何か、妖怪のトポロジーとはどのようなものか、さらに都市空間の持つ魔性についても探究する。
目次
- 1 妖怪のとらえ方(柳田国男『妖怪談義』から;幽霊と妖怪 ほか)
- 2 化物屋敷考(枕返しと明かずの間;都市の化物屋敷 ほか)
- 3 妖怪のトポロジー(辻と境;橋と境 ほか)
- 4 都市の妖怪(通り悪魔と髪切り魔;都市型犯罪 ほか)
「BOOKデータベース」 より