「馬と黄河と長城」の中国史 : 興亡の歴史を新たな視点から探る

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「馬と黄河と長城」の中国史 : 興亡の歴史を新たな視点から探る

西野広祥著

(PHP文庫)

PHP研究所, 2002.4

タイトル読み

ウマ ト コウガ ト チョウジョウ ノ チュウゴクシ : コウボウ ノ レキシ オ アラタナ シテン カラ サグル

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注記

「万里の興亡」(徳間書店 1998年刊)の改題

内容説明・目次

内容説明

「万里の長城は何のために必要だったのか?」この問題について、中国史においては、「無用の長物であったとする説」まで、さまざまな議論がたたかわされている。本書では、「馬をたくみに乗りこなす北方民族の侵攻」、「寒冷期における黄河の凍結」という斬新な視点から、歴代王朝がなぜ万里の長城を絶えず築き上げてきたのかを明らかにする。中国史の見方が変わる画期的論考。

目次

  • 序章 馬と長城の攻防(南に移された長城;天高く馬肥ゆる秋 ほか)
  • 第1章 小さい馬だから世界を征服できた(ヨーロッパとは対照的;草と水をもとめて ほか)
  • 第2章 黄河はこう凍結して馬を渡らせた(大遠征の発端;馬を休ませることに留意 ほか)
  • 第3章 だから長城が必要だった(孟姜女に代表される犠牲;司馬遷も工事を批判 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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