地上より永遠に
Author(s)
Bibliographic Information
地上より永遠に
(角川文庫)
角川書店, 1987.5-1987.10
- 1
- 3
- 4
- Title Transcription
-
ココ ヨリ トワ ニ
Available at 2 libraries
  Aomori
  Iwate
  Miyagi
  Akita
  Yamagata
  Fukushima
  Ibaraki
  Tochigi
  Gunma
  Saitama
  Chiba
  Tokyo
  Kanagawa
  Niigata
  Toyama
  Ishikawa
  Fukui
  Yamanashi
  Nagano
  Gifu
  Shizuoka
  Aichi
  Mie
  Shiga
  Kyoto
  Osaka
  Hyogo
  Nara
  Wakayama
  Tottori
  Shimane
  Okayama
  Hiroshima
  Yamaguchi
  Tokushima
  Kagawa
  Ehime
  Kochi
  Fukuoka
  Saga
  Nagasaki
  Kumamoto
  Oita
  Miyazaki
  Kagoshima
  Okinawa
  Korea
  China
  Thailand
  United Kingdom
  Germany
  Switzerland
  France
  Belgium
  Netherlands
  Sweden
  Norway
  United States of America
Search this Book/Journal
Note
***遡及データをもとにした流用入力である
Description and Table of Contents
- Volume
-
1 ISBN 9784042417026
Description
1941年2月、ハワイ、スコーフィールド兵営。真珠湾攻撃の予兆はいまだどこにもなく、兵営ではごく日常的な軍隊生活が営まれていた。軍隊もまた一つの社会である。そこで優先されるのはまず隊の名誉であり、たとえばボクシングの対抗試合に勝つことが、一般社会と同様、そこにも様々な人間がいる。有能と能率の権化の如き曹長もいれば、兵舎で賭場を経営する者もいる。この機構に敢然と反旗を翻した若きラッパ手、プルーイットの目を通して、軍隊の非人間的側面をあますところなく描き、第二次大戦が産んだ記念碑的作品とされる名作。
- Volume
-
3 ISBN 9784042417040
Description
営倉—それは兵士にとって特別の響きをもつ言葉である。軍規に抗した者が行きつく窮極の場所。プルーイットはいつしかそこへ送りこまれることを予感していた。だがそこも、愛する軍隊の一部ならそれもいいではないか…。それは思わぬかたちで訪れた。上官に対する反逆、しかもナイフをふるっての傷害。プルーイットは従容として営倉に送られた。彼がそこに見たものは、営倉のなかでもしたたかに生きぬく男たちと、人間の最後の尊厳までもはぎとる、すさまじい懲罰の実態であった。
- Volume
-
4 ISBN 9784042417057
Description
1941年12月のその日、ハワイ、スコーフィールド兵営はいつもと同じ1日を迎えた。ただプルーイットの姿はなかった。彼はすでに殺人を犯し、兵舎を脱走していたのだ。静穏は日本軍機の飛来によって破られた。屋根をかすめるようにして飛びながらくり返される機銃掃射。真珠湾攻撃である。そしてその報に接し、隊に戻ることを決意したプルーイットには、ある皮肉な運命が待ちかまえているのだったが—1兵士の軍隊との対決を軸に、軍という組織の醜悪さを余すところなく描破した、第二次大戦を描く記念碑的名作。全4巻完結。
by "BOOK database"