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健康の語られ方

柄本三代子著

(青弓社ライブラリー, 25)

青弓社, 2002.6

タイトル読み

ケンコウ ノ カタラレカタ

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内容説明・目次

内容説明

いま、健康はどのように語られているのか。テレビをはじめとした健康情報のなかで発せられる専門家たちの科学的言説と、それを楽しみに変えてしまう人々の実践。そこから見えてくるのは、健康言説を取り巻く快楽と禁欲の終わりのない螺旋運動である。はたして、健康であることは絶対的な価値なのか?健康情報番組は、なぜ飽きられないのか?健康と科学の親密な関係が、いったい私たちの身体に何をおよぼそうとしているのか?「少子・高齢化社会」というマクロ言説と、「今晩のおかずを何にするか」というミクロ言説を結びつける健康という場を、緻密に検証する。

目次

  • 第1章 ネオ公衆衛生時代の大衆文化—何が問われているのか(「身体の社会学」と「健康と病の社会学」;ネオリベラリズムと新しい公衆衛生—少子・高齢化社会というリスク言説 ほか)
  • 第2章 ヘルスリテラシー—自己による自己の身体統治のために(健康の名のもとにやせる;食をとおした身体コントロール ほか)
  • 第3章 ワイドショーにおける健康の科学的リアリズム(科学的知はどう機能するのか;隠れた健康効果とリスクを暴露する科学的知 ほか)
  • 第4章 テレビジョンの外へ!—科学言説の積極的活用(素人たちの実践と活用;ココアブームを追え!—そしてポリフェノールだけが残った ほか)
  • 第5章 科学をめぐる精緻化と悪用のスパイラル(フードファディズムと「煽られる大衆」;ネオ公衆衛生時代の食品分類と栄養機能主義 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA57379427
  • ISBN
    • 4787232029
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    213p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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