クルス『中国誌』 : ポルトガル宣教師が見た大明帝国
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書誌事項
クルス『中国誌』 : ポルトガル宣教師が見た大明帝国
(講談社学術文庫, [1555])
講談社, 2002.7
- タイトル別名
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クルス中国誌 : クルス チュウゴクシ
Tractado das cousas da China
- タイトル読み
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クルス チュウゴクシ : ポルトガル センキョウシ ガ ミタ ダイミン テイコク
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注記
主要参考文献: p341-348
『原本は1996年4月、新人物往来社より刊行』
内容説明・目次
内容説明
一六世紀。アジア大陸の果て、大明帝国に辿り着いたポルトガル宣教師は何を見たか?途方もなく広い国土、壮麗な建築物、全土を覆う舗装道路網、整然とした法・諸制度。そして、おびただしい人々の群れ、市場にあふれかえる穀物・肉・魚介から、纏足、骨・人糞の利用などまで。ドミニコ会士が巨細にわたり書き記した、知られざる巨大帝国見聞録。
目次
- ここでは著者がなぜ中国へ行く気になったか、その動機が述べられる。チナという名称について。またその周辺地方の呼称について
- 本章では中国がいかなる地方であるか、また中国人がいかなる人々であるかが示される
- 中国と境界を接する諸国について。本章では中国の広大さに関する情報が与えられる。またアレマーニャの果てと境界を接することが明らかにされる。本章でふたつのロシアについて論ずるのは、そのひとつが中国と境界を接するからである
- 本章では中国の周辺諸国についての問題を続ける
- 中国を分割する諸省について
- 本章においては特に広州市について論ずる
- 内陸部にあるいくつかの建築物について
- 本章においては国王の血筋に連なる者たちの邸宅の壮麗さ、そしてもろもろの高貴な都市に住む為政者たちの官邸について述べる
- この地にある船舶と舟艇について
- 土地の利用と人々の生業について〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より