イタリア共産党と戦後民主体制の形成 : トリアッティの政治戦略の展開, 1943年〜1948年

書誌事項

イタリア共産党と戦後民主体制の形成 : トリアッティの政治戦略の展開, 1943年〜1948年

山田薫著

シーエーピー出版, 2002.6

タイトル読み

イタリア キョウサントウ ト センゴ ミンシュ タイセイ ノ ケイセイ : トリアッティ ノ セイジ センリャク ノ テンカイ 1943ネン 1948ネン

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内容説明・目次

内容説明

本書は、1998年に誕生した「第二共和制」に先立ち1994年まで約半世紀続いた「第一共和制」の創成期、すなわち、ムッソリーニのファシズム政権崩壊から共和制樹立と憲法制定を経て、1948年7月に至るまでのイタリア政治史の流れを検証し、共和制の樹立と戦後民主体制の構築にPCIが果たした役割を、とりわけ当時の書記長パルミーロ・トリアッティ(1893〜1964年)による政治戦略の形成・展開に焦点をあてて考察するものである。

目次

  • 第1章 トリアッティの戦後戦略
  • 第2章 イタリア解放とCLN内部の政争
  • 第3章 デ・ガスペリの登場
  • 第4章 PCI第五回党大会と主要政党の動向
  • 第5章 制憲議会と社会紛争の激化
  • 第6章 冷戦の幕開けと平和条約締結
  • 第7章 守勢に立つPCI
  • 第8章 三党協調体制の瓦解
  • 第9章 コミンフォルムの結成とPCIの路線修正
  • 第10章 1948年総選挙とその帰結

「BOOKデータベース」 より

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