書誌事項

占領戦後史

竹前栄治著

(岩波現代文庫, 学術 ; 86)

岩波書店, 2002.7

タイトル別名

占領戦後史--対日管理政策の全容

タイトル読み

センリョウ センゴシ

注記

「占領戦後史--対日管理政策の全容」(双柿舎 1980年刊, 勁草書房発売)を全面的に改訂増補した同時代ライブラリー版(岩波書店 1992年8月刊)の再刊

参考文献: p433-437

内容説明・目次

内容説明

象徴天皇制、六三制教育、政治犯解放からレッドパージへ…現在の日本をつくった占領時代の実態はいま余りにも知られていない。本書は戦後はじめてふれた「カムカム英語」とアメリカンデモクラシーへの驚きをきっかけに現代史研究を志した占領期研究の第一人者が、膨大な史料を駆使して描いた日本占領の全貌である。

目次

  • 序章 沖縄・北方領土からの視点
  • 第1章 占領体制の成立
  • 第2章 象徴天皇制への軌跡
  • 第3章 政治犯釈放の一〇日間
  • 第4章 レッドパージ前史・横須賀事件—全進労忠誠署名事件
  • 第5章 レッドパージ
  • 第6章 政治改革—昭和二〇年衆議院議員選挙法改正とGHQ
  • 第7章 戦後警察改革構想—「民政ガイド」を中心に
  • 第8章 戦後労働改革構想—「極東委員会一六原則」の成立まで
  • 第9章 戦後教育改革構想—民主教育へのいざない
  • 第10章 戦後デモクラシーと英会話—「カムカム英語」の役割
  • 終章 戦後民主主義の検証

「BOOKデータベース」 より

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