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ソルトマーシュの殺人

グラディス・ミッチェル著 ; 宮脇孝雄訳

(世界探偵小説全集, 28)

国書刊行会, 2002.7

Other Title

The Saltmarsh murders

Title Transcription

ソルトマーシュ ノ サツジン

Available at  / 79 libraries

Note

著作リスト: p326-331

Description and Table of Contents

Description

ぼく、ノエル・ウェルズはソルトマーシュ村の副牧師をつとめている。牧師のクーツさんは付き合いにくい人で、奥さんはやかまし屋だけど、姪のダフニは美人だし、村は平和そのもので、とやかく言うことはない。ところが、牧師館のメイドが父親のわからぬ子供を妊娠し、お払い箱になった頃から、村では妙な事件が次々に起き始めた。そして村祭りの夜、クーツさんが何者かに襲われ、大騒ぎをしているうちに殺人事件の知らせが飛び込んできた。そこで探偵仕事に乗り出してきたのが、お陣屋に泊まっていた魔女みたいなお婆さん、ちょっと気味の悪いところのある人だけど、なんでも有名な心理学者で、おそろしく頭が切れる人。いつの間にか助手にされてしまったぼくだったが…。魔女の血を引くという変り種の女探偵ミセス・ブラッドリー登場の、英国ファルス派グラディス・ミッチェルの代表作。

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