「鬼子」と誕生餅 : 初誕生儀礼の基礎的研究
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書誌事項
「鬼子」と誕生餅 : 初誕生儀礼の基礎的研究
岩田書院, 2002.4
- 九州・沖縄編
- タイトル別名
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鬼子と誕生餅 : 初誕生儀礼の基礎的研究
- タイトル読み
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オニゴ ト タンジョウモチ : ハツタンジョウ ギレイ ノ キソテキ ケンキュウ
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内容説明・目次
内容説明
本書では、「鬼子」の誕生とその母親の死が表裏一体になっている事、象徴的または現実に三年間の妊娠期間があった事、誕生した段階で既に三歳児程の大きさであった事、三歳から六歳に至るまでの三年間は、人里離れた山奥で、鳥獣を友として遊び、また彼らによって哺育される事という、「鬼子」の四つの特徴や、全国に分散する初誕生儀礼における「鬼子」伝承を念頭に置きながら、地域を九州・沖縄地方に限定し、さらに「鬼子」の記憶を色濃く残す「一歳未満の歩行」に強くこだわり、「初誕生儀礼」とはそもそも何であったのか、その本質の究明を試みた。
目次
- 序章 「初誕生初歩きの原理」の発見—福島県下における初誕生儀礼の事例から
- 第1章 福岡県下における初誕生儀礼
- 第2章 佐賀県下における初誕生儀礼
- 第3章 長崎県下における初誕生儀礼
- 第4章 熊本県下における初誕生儀礼
- 第5章 大分県下における初誕生儀礼
- 第6章 宮崎県下における初誕生儀礼
- 第7章 鹿児島県下における初誕生儀礼
- 第8章 沖縄県下における初誕生儀礼
- 第9章 初誕生儀礼の研究史
「BOOKデータベース」 より