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信念と想像 : 精神分析のこころの探求

ロナルド・ブリトン著 ; 古賀靖彦訳

金剛出版, 2002.7

Other Title

Belief and imagination : explorations in psychoanalysis

Title Transcription

シンネン ト ソウゾウ : セイシン ブンセキ ノ ココロ ノ タンキュウ

Available at  / 116 libraries

Note

監訳: 松木邦裕

原著 (Routledge, 1998) の全訳

文献: p252-261

邦訳参考図書: p270

Description and Table of Contents

Description

本書の特性は第一に、精神分析や心理臨床、精神保健の実践に役に立つ新しいこころについての理論や治療介入の技法を提供してくれるところにある。私たちが私たち自身の考えや想像、空想などとこころの中でどのようにかかわっているのかとの主題から、こころの臨床に携わる人たちの人間理解を深めたり、理解のための新しい視点をもたらし、そのかかわりに有用な方法を豊かに示してくれる。しかしそれのみならずもうひとつに、その主題から展開している文学や哲学についての奥深く新鮮な見解がある。

Table of Contents

  • 信念と心的現実
  • 名づけることとコンテインすること
  • 抑うつポジションにおけるエディプス
  • 主観性、客観性、および三角空間
  • 信じることの保留と「アズイフ」症候群
  • 抑うつポジションの前と後:Ps(n)→D(n)→Ps(n+1)
  • 分析と日常生活における自己満足
  • 分析家の直感:選ばれた事実、あるいは過剰に価値づけられた考え?
  • 白日夢、空想、およびフィクション
  • もう一方の部屋と詩空間
  • ワーズワース:存在の喪失と喪失の存在
  • 実存の不安:リルケの『ドゥイノの悲歌』
  • ミルトンの破壊的自己愛者、あるいはブレイクの本当の自己?
  • ウィリアム・ブレイクと知的自己愛
  • 公表の不安

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