妖面伝説
著者
書誌事項
妖面伝説
(小学館キャンバス文庫, 封殺鬼シリーズ 2)
小学館, 1994.1
- タイトル読み
-
ヨウメン デンセツ
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内容説明・目次
内容説明
奔る光芒。凍るような刀身にも似た銀の軌線。光は男の胸を貫いて駆け抜けていた。男の身体から鮮血がしぶいた。男を倒したのはセーラー服姿の少女だ。しかし顔には般若の面。少女の口から、笑い声が漏れた—。千年も生きている現代の鬼、聖と弓生は鎌倉にいた。鎌倉に派遣されていた“本家”の陰陽師が三人も殺されたからだ。犯人は般若の面をつけているという。聖と弓生には、その般若の面に心当たりがあった。二百年前の哀しい思い出。二人が始末しそこねた般若の面なのだ。意気込む二人だが、二人には、別の使命もあったのだ…。
「BOOKデータベース」 より