源氏物語と貴族社会

書誌事項

源氏物語と貴族社会

増田繁夫著

吉川弘文館, 2002.8

タイトル読み

ゲンジ モノガタリ ト キゾク シャカイ

内容説明・目次

内容説明

源氏物語は当時の貴族社会の実状に準拠して書かれた。そこに描かれた婚姻制度や住宅から、貴族社会の実像を読み解く。また、物語が生まれた文化史的背景と、女流文学が主張する主体性確保を求めた平安女性の姿を描く。

目次

  • 序章 過渡期としての一条朝(花山朝の文人たち;藤原伊周の生涯)
  • 第1章 十世紀後半の貴族社会の婚姻制度(摂関家の子弟の結婚;女御・更衣・御息所の呼称—源氏物語の後宮 ほか)
  • 第2章 源氏物語に描かれた住宅(紀伊守の中川の家;宇治八宮の山荘 ほか)
  • 第3章 平安京の風景(河原院哀史;「東院大路」考—光源氏の二条院 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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