マレーシア稲作経営の新しい担い手
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書誌事項
マレーシア稲作経営の新しい担い手
日本経済評論社, 2002.7
- タイトル別名
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Emergence of new type of rice farmers in Malaysia
- タイトル読み
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マレーシア イナサク ケイエイ ノ アタラシイ ニナイテ
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注記
引用文献: p247-259
内容説明・目次
内容説明
本書は、「緑の革命」のなかでとくに高い労働生産性および土地生産性を実現してきたマレーシアのムダ潅漑稲作地区を調査対象として、革新技術の普及とそれに伴う農業生産力の発展が、いかなる農民層によって、いかなる条件の下で担われてきたかという問題意識に基づいて行われた調査研究をまとめたものである。農業経営学的なアプローチを行い、個別の農家行動を把握するなかから、「緑の革命」の担い手が、いかなる社会的構造および農業構造の下でいかなる性格・条件をもち、その後の展開過程をとおして今後の生産力発展につながる新たな担い手層として措定されうるかを検討する。
目次
- 序章 東南アジアの農民と「緑の革命」
- 第1章 マレーシアの稲作とムダ潅漑稲作地帯
- 第2章 農家間の経済格差と農作業請負
- 第3章 農地と農民
- 第4章 グループファーミングの役割
- 第5章 組織加入の経営的メリット
- 第6章 担い手農家の技術と経済
- 終章 マレーシアにおける稲作生産力の担い手—「新しい農民層」は生まれたか
「BOOKデータベース」 より