昭和の遺書 : 南の戦場から
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昭和の遺書 : 南の戦場から
(文春文庫, [へ-1-3])
文芸春秋, 2002.8
- タイトル読み
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ショウワ ノ イショ : ミナミ ノ センジョウ カラ
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注記
関連年表: p375-383
2000年6月に刊行されたものの文庫版
内容説明・目次
内容説明
「もう一度逢ひたいがそれも叶はぬ望みだ」—太平洋戦争で戦死した前線の兵士が愛する者に残した遺書・書簡の数々。真珠湾に散った二十歳の航空兵の悲壮な決意。母の亡い五歳の一人娘への哀切な遺書。冤罪にも従容として死についた老将。彼らが命と引きかえにして、この国の「今」に伝えたかったものは。
目次
- 第1章 前線と銃後と(布哇上空快晴であつて呉れ—後藤元(海軍飛行兵曹長・20歳);無一物カラ築イタ汗ノ結晶ダ—麻田武夫(陸軍兵長・36歳) ほか)
- 第2章 惜別と望郷と(さやうならさやうならさやうなら—鹿島忠治(陸軍曹長・27歳);兄は大元気で征つて来る—片寄佐助(海軍二等飛行兵曹・21歳) ほか)
- 第3章 覚悟と死と(最重要ナル航空隊第一飛行隊長ニ奉ジ—垂井明(海軍中佐・30歳);良く死んだと褒めて下さる事と信じます—土屋亮(陸軍上等兵・23歳) ほか)
- 第4章 戦と愛と(第二の夫を求めてたのしく暮せ—藤代勇三郎(陸軍伍長・32歳);実子の如く可愛がつて慈愛の中に育つた—藤田明晴(陸軍伍長・22歳) ほか)
「BOOKデータベース」 より