山岡鉄舟幕末・維新の仕事人
著者
書誌事項
山岡鉄舟幕末・維新の仕事人
(光文社新書, 050)
光文社, 2002.7
- タイトル別名
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幕末・維新の仕事人 : 山岡鉄舟
- タイトル読み
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ヤマオカ テッシュウ バクマツ イシン ノ シゴトニン
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注記
主な参考文献: p246
関係年表: p247-254
内容説明・目次
内容説明
山岡鉄舟と聞いて、どのようなイメージを持つだろうか。一般的には禅と書と剣の達人だろう。新撰組ファンならば、その前身である浪士隊のエピソードで記憶に残っているかもしれない。他に、明治天皇の家庭教師、清水次郎長との交友が知られているところだろう。少し歴史に詳しい読者なら、江戸城無血開城における勝海舟・西郷隆盛会談に先立ち、彼が幕府特使として官軍に派遣されたことを思い出すだろうか。本書は、新たな資料と取材、そこに若干の想像力を加えて執筆したものである。彼は、優れた交渉人、行政マン、経営者であり、危機管理の達人でもあった。そんな新たな鉄舟像を軸に、激動の時代を読み解いていく。
目次
- 第1章 江戸の危機を救った男(江戸城無血開城の謎;西郷・勝会談説と欧米圧力説 ほか)
- 第2章 ボロ鉄の剣と禅(鉄舟を育てた飛騨高山;四男なのに“鉄太郎” ほか)
- 第3章 徳川大リストラ時代の行政官(徳川三百八十万石が駿府七十万石に;彰義隊 ほか)
- 第4章 明治天皇の家庭教師(「宮中に入ってもらえますか」;西郷からの依頼 ほか)
「BOOKデータベース」 より