書誌事項

検察の疲労

産経新聞特集部[編]

(角川文庫, 12539)

角川書店, 2002.7

タイトル読み

ケンサツ ノ ヒロウ

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注記

戦後疑獄・汚職史略年表: p291-294

内容説明・目次

内容説明

ロッキード事件、リクルート事件、ゼネコン汚職事件、そして証券金融業界の利益供与事件。戦後史に残る数々の大事件を手がけ、「史上最強の捜査機関」の名をほしいままにしてきた東京地検特捜部。いま、その特捜神話が崩壊しつつある。強大な権力の集中、独自捜査のおごり、特権意識の蔓延、危機管理意識の欠落、組織の弱体化と、多くの問題を抱える検察の内部で何が行われていたのか。「検察の正義」という美名と「過去の栄光」の陰に巣くう病理の深層を抉り、あるべき検察の姿に初めて肉迫したノンフィクション。

目次

  • 第1章 最強捜査機関のレベル低下
  • 第2章 無謬神話の崩壊
  • 第3章 平和相互銀行事件の真相
  • 第4章 ロッキード事件の幻影
  • 第5章 法整備と組織の再構築
  • 第6章 警察との関係と共同責任
  • 第7章 検察官の責任と競争
  • 第8章 検察の光と影—関係者の証言
  • 終章 国民の視点からの改革を

「BOOKデータベース」 より

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