犯した罪に向きあうこと
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犯した罪に向きあうこと
(少年事件の臨床, 2)
明石書店, 2002.7
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オカシタ ツミ ニ ムキアウ コト
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参考文献: p262
Description and Table of Contents
Description
本書は、少年法「改正」を一瞥し、今後の付添人活動はどのようにあるべきかについて、実務にそくして実感的に考察することを目的として書かれたものである。第1章「改正」少年法と付添人活動、第2章事件という「学校」、第3章少年の「居場所」探しまでが広い意味での「著者の付添人活動・総論」であり、現在、自立援助ホームに深くかかわっている体験に基づき、そのスタッフの視点から弁護士や審判のあり方を再検討したものである。第4章犯した罪に向きあう、第5章あるカンボジア難民少年との「長い時」、第6章不登校の子の母とのeメール交信は、実際の事件現場からのケース報告であり、「付添人活動・各論」にあたる。最後に、『千と千尋の神隠し』を観て、ストーリーの奥に秘められた謎をどこまで読み解けるか試み、少年に付き添う者として子どもを見る目を鍛えるケーススタディを載せた。
Table of Contents
- 第1章 「改正」少年法と付添人活動
- 第2章 事件という「学校」—私の実感的付添人活動論
- 第3章 少年の「居場所」探し—試験観察・補導委託と付添人活動
- 第4章 犯した罪に向きあう—内なる「影」との闘い
- 第5章 あるカンボジア難民少年との「長い時」
- 第6章 不登校の子の母とのeメール交信
- 終章 『千と千尋の神隠し』と子どもたち
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