ドイツ参謀本部 : その栄光と終焉

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ドイツ参謀本部 : その栄光と終焉

渡部昇一著

祥伝社, 2002.9

Title Transcription

ドイツ サンボウ ホンブ : ソノ エイコウ ト シュウエン

Available at  / 16 libraries

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クレスト社 1997年刊の新版

Description and Table of Contents

Description

「ドイツ参謀本部」とは軍事史上、世界の国々の手本となったばかりでなく、近代における大規模組織の元祖として、国家や大企業等にも大きな影響を与えた一大組織。プロイセン時代にナポレオン戦争の過程で組織され、モルトケの時代に完成を見た。リーダーとスタッフの関係論として格好の素材にあふれ、今日でも組織を論じる際の、教訓の宝庫である。

Table of Contents

  • 第1章 近代組織の艦 ドイツ参謀本部—フリートリッヒ大王が制限戦争時代に残した遺産(「教訓の宝庫」としてのドイツ参謀本部;ヨーロッパの陸戦史、四つの時代区分 ほか)
  • 第2章 かくて「頭脳集団」は誕生した—ナポレオンを挫折させたプロイセン参謀本部の実力(プロイセン軍の動脈硬化;どん底に落とされたプロイセン ほか)
  • 第3章 哲学こそが、勝敗を決める—世界史を変えたクラウゼヴィッツの天才的洞察(改革思想の余燼(ボイエン;グロルマン);参謀本部の独立 ほか)
  • 第4章 名参謀・モルトケの時代—「無敵ドイツ」を創りあげた男の秘密とは何か(文学的素養と文学者的外見を持った軍人;侍従武官から参謀総長へ ほか)
  • 第5章 「ドイツの悲劇」は、なぜ起きたか—ドイツ参謀本部が内包した“唯一の欠点”(リーダーなきスタッフの悲劇;シュリーフェン・プラン ほか)

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