古管尺八の楽器学
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古管尺八の楽器学
出版芸術社, 2002.6
- タイトル読み
-
コカン シャクハチ ノ ガッキガク
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注記
付属資料:録音ディスク (1枚 12cm)
引用・参考文献: p137-149
内容説明・目次
内容説明
虚無僧たちが「本曲」の吹奏に用いた「地無し」の尺八は琴・三味線との三曲合奏をはじめ他楽器との合奏が盛んになるに従って、調律に便で音高の安定する「地塗り」の現代尺八へと変貌して行った。だがそのため「地無し尺八」特有の幽玄自在な深みのある音を失う結果となった。果たして尺八楽はこのままでよいのか?本書は尺八製作者・演奏家・研究家はもとより、すべての日本音楽関係者への警鐘として受け止められねばならない。
目次
- 第1部 古管尺八の楽器学(古管尺八の楽器学;古管尺八研究の意義;楽器としての尺八研究略史)
- 第2部 資料(資料の存在と収集方法;尺八のハードウェア;尺八のソフトウェア)
- 第3部 考察(楽器と身体—演奏特性解明への挑戦;結論)
「BOOKデータベース」 より