知の扉を開く : 教育における知性の質を問う
著者
書誌事項
知の扉を開く : 教育における知性の質を問う
玉川大学出版部, 2002.9
- タイトル別名
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Opening the gates of knowledge
- タイトル読み
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チ ノ トビラ オ ヒラク : キョウイク ニオケル チセイ ノ シツ オ トウ
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内容説明・目次
内容説明
本書に収録された論文は、わたしたちが存在し行為するあらゆる場面において、知ることについての様式の本質と重要性に焦点をあてて論じられている。それら論文に通底する思考は、二本の糸で束ねられ織りなされている。第一の糸は、世界についてのわたしたちの経験の質をどのようにして知ることができるのか、また、その世界内でわたしたち自身をどのようにして知ることができるのか、ということに直接かかわってくる確信についてである。もう一本の糸は、近代文化が事実上制約された知の様式に支配されてきたとはいえ、世界とその世界内に住むわたしたちの居場所がもっているあらゆる豊かな潜在力を取り込み、それを尊重し保護することのできるような知の根本的な転換をもたらす可能性が、いまや身近に見られるという確信についてである。
目次
- 1 知の扉を開くこと—意味の質と優位性
- 2 知の変革と地球の未来
- 3 全的存在としての人間教育
- 4 デューイの「経験的現象の救出」へのプロジェクト—その教育と倫理への示唆を探る
「BOOKデータベース」 より