書誌事項

内村鑑三と田中正造

大竹庸悦著

流通経済大学出版会, 2002.9

タイトル読み

ウチムラ カンゾウ ト タナカ ショウゾウ

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内容説明・目次

内容説明

二人は同時代人であり、交友も親密であった。しかし当然ではあるが、決して同質ではなかった。田中正造が内村鑑三をどうとらえたか。特に内村と政治のかかわりを中心に据えて見ると、内村の信仰・宗教の内実があらわになる。個性豊かな巨人二人、内村鑑三と田中正造を取り上げた労作。

目次

  • 第1部 内村鑑三、その政治観の変遷をめぐって、—特に田中正造との関連において(二人の交友の中で;田中の「聖書を棄てよ」をめぐって;内村の「政治ハクソダメ」をめぐって ほか)
  • 第2部(A) 田中正造と新約聖書、そしてキリスト教?(田中の文言に表われている新約聖書)
  • 第2部(B) ニーチェにおけるキリスト教批判の核心(はじめに—方法と課題;生の否定としてのキリスト教(肉体を軽蔑し、死へいざなうもの);反自然としてのキリスト教)

「BOOKデータベース」 より

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