源氏に愛された女たち
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源氏に愛された女たち
(集英社文庫, [わ-1-30])
集英社, 2002.1
- タイトル読み
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ゲンジ ニ アイサレタ オンナタチ
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内容説明・目次
内容説明
永遠の憧れの人「藤壷」、男を容易に受け入れる「夕顔」、プライド高い「葵の上」、嫉妬に苦しむ「六条御息所」、慎ましく控えめな「明石の君」、理想の女に育てられる「紫の上」等、不朽の名作「源氏物語」に登場するヒロインたちの愛のありよう。光源氏と彼をめぐる女たちの「愛する理由」「愛される理由」を、恋愛小説の大家が説く。千年の時を超えて現代によみがえる、男と女の愛の指南書。
目次
- 男と女・この永遠に変らぬ愛と哀しみ
- 桐壷の更衣・儚なげさで男の愛をひきつける
- 藤壷(前半)・母の面影をとどめる憧れの人
- 源氏と頭中将・立派すぎる妻をもった夫の苦渋
- 女性論・貴族の男たちが好む女性とは
- 光源氏・さまざまな女を口説く手練と手管
- 空蝉・愛を拒むことで自らの存在を示す
- 夕顔・簡単に男を受け入れる女の魅力
- 葵の上・素直に自分を表現できない女の悲劇
- 紫の上(前半)・男の愛育によって華ひらく〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より