アーヴィング・フィッシャーの経済学 : 均衡・時間・貨幣をめぐる形成過程

書誌事項

アーヴィング・フィッシャーの経済学 : 均衡・時間・貨幣をめぐる形成過程

中路敬著

日本経済評論社, 2002.10

タイトル読み

アーヴィング フィッシャー ノ ケイザイガク : キンコウ ジカン カヘイ オ メグル ケイセイ カテイ

注記

博士号学位論文「アーヴィング・フィッシャーの経済学の形成史的研究 : 均衡・時間・貨幣をめぐって」(九州大学, 1999年) に加筆・修正を施したもの

参考文献: p203-216

内容説明・目次

内容説明

本書の目的は、アメリカにおける近代経済学の礎を築いた経済学者アーヴィング・フィッシャーの理論体系の特質ならびにその限界を明らかにすることにある。彼の経済学は、一見した限りでは雑多な理論の寄せ集めであり、その対象も多岐にわたる。しかし、時の経過につれてフィッシャーの経済学が「砂」に埋もれてもなお、その理論の構想を把握できる普遍性を備えている。

目次

  • 第1章 人と歴史背景
  • 第2章 一般均衡理論からの出発
  • 第3章 資本と所得:展開軸の設定
  • 第4章 複本位制をめぐる問題
  • 第5章 利子率決定の理論
  • 第6章 貨幣の購買力:貨幣数量説と過渡期分析
  • 第7章 景気循環と負債デフレーション理論
  • 第8章 フィッシャーの経済学の学説史的意義

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BA59042796
  • ISBN
    • 4818814369
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    viii, 221p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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