合衆国封鎖
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合衆国封鎖
(C novels)
中央公論新社, 2002.5
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ガッシュウコク フウサ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784125007526
内容説明
合衆国西岸、砂漠の中の田舎町で、匿名の通報で出動した捜査チームが、根絶されたはずの天然痘患者を発見した。奇矯にも患者は出血が原因で死亡する。さらに犯行通告どおり内陸地帯でも第二の感染が。検出された菌は遺伝子操作で造られた新種の細菌兵器と判明。致死率90%以上、空気感染する。現存のワクチンは効かず、拡散を阻止するすべはない。全世界に広まれば人類は滅亡する!大統領は北米大陸の封鎖を宣言。炭疽菌騒動後に締結された細菌兵器に対する国家間盟約に基づき、全港湾施設と国境線を閉鎖した。航行中の民間航空機は合衆国領内への帰還を命じられる。警告を無視した10機以上が撃墜される中、シカゴ発東京行きの一機が択捉島に緊急着陸するが。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784125007564
内容説明
致死率90%の殺人ウイルス。治療法の解明を急ぐ合衆国政府は、旧ソ連で開発されたことをつきとめた。ロシア政府は、菌を手にアメリカに渡ったロシア人科学者の名を明らかにするが、科学者は米国外に脱出した直後だった。彼の乗った旅客機は幸運にも撃墜をまぬがれ、択捉島に強行着陸していた。しかし、学者の生存を知ったロシア政府は米国に協力的だった態度を一転、択捉島から連行すべく武力行使に出る。治療の鍵を握るのは彼しかいない。同じ機に乗りあわせていた自衛隊の一部隊は、身柄保護の密命を負い、ロシア軍の砲火にやむなく応戦するが!?—不治の病の拡散を恐れ世界中はパニックに。人類は自ら生み出した死の病を克服することができるのか。
「BOOKデータベース」 より