実践・国語科から展開するメディア・リテラシー教育
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書誌事項
実践・国語科から展開するメディア・リテラシー教育
(21世紀型授業づくり, 61)
明治図書出版, 2002.9
- タイトル読み
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ジッセン コクゴカ カラ テンカイ スル メディア リテラシー キョウイク
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注記
主な参考文献: p230-232
内容説明・目次
内容説明
本書は、メディア教育論一般ではなく、国語科の「学び方・評価=リテラシー」を基礎・基本にメディア・リテラシー教育を実践的に構想、提案しているところに大きな特色がある。五つの実践事例は六〜八時間完了という学習計画で行い(中学一〜三年生)、段階的に「広告」「ドラマ・映画」「テレビコマーシャル」「ニュース」「ジェンダー」を扱っている。メディア情報を分析・批評する学力(学び方と評価の観点)だけでなく、論理的にまとめ(書く)発信・交流する(話す聞く/関わる)学習過程を構想し、そうした各学習過程でもメディア・リテラシー教育を生かし、他教科での学習や「発展学習」にもつながるような「学び方・評価=リテラシー」を示した。
目次
- 1 なぜ、メディア・リテラシー教育による「学習・評価システム」「授業改革」が必要なのか?—本書執筆・実践提案における問題意識・六項目(「学習意欲の低下」「学ぶ目的の喪失」と向き合う授業改革の必要性—学ぶ楽しさと必要感・達成感は、子ども達の“生な現実”と結びついた授業構想から;中学校における「授業改革」の実践的課題—削減された内容・時間数、「基礎学力」の保障から「発展学習」「総合的な学習」への学習システム ほか)
- 2 “二一世紀の学力”としてのメディア・リテラシー教育をどう創るのか?(これまでの「学び方=リテラシー」を批評するメディア・リテラシー教育;メディア・リテラシー教育のもつ“批評性”とは?—新しい「学習・評価システム」の開発 ほか)
- 3 「メディア分析・批評」の基礎・基本から「発展学習」への展開—五つの「実践事例(学習モデル)」の構想と意図(名実践の内容構成と項目、その生かし方;「写真」「広告」のメディア・リテラシー—「写真(映像)」と「言葉」についての基礎・基本指導、言語技術教育が不可欠 ほか)
- 4 五つの実践事例—「広告」「ドラマ・映画」「テレビコマーシャル」「ニュース」「ジェンダー」(「広告」のメディア戦略と情報リテラシー入門—写真と言葉、どんな関係? 「雑誌広告」の写真や言葉を読み取ろう;「ドラマ・映画」の戦略・レトリックと言語技術教育—好きなドラマ(映画)にはこんな戦略があった 映像・構成の情報リテラシー ほか)
「BOOKデータベース」 より