書誌事項

金正日とビンラディン

重村智計著

(小学館文庫)

小学館, 2002.3

タイトル別名

金正日とビンラディン

タイトル読み

キム ジョンイル ト ビンラディン

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内容説明・目次

内容説明

二〇〇一年十二月奄美大島沖。北朝鮮の工作船は、なぜこの時期にあの海域にいたのだろうか。それは、ビンラディンによる同時多発テロと決して無関係ではない—。アメリカがテロ支援国家に指定している北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)だが、中東、アフリカ諸国への武器売却など、実際に「テロ支援」を行なっている。アルカイーダのメンバーが北朝鮮で軍事訓練を行なった形跡もある。これまで明かされなかった事実を豊富な証言から構成し、金正日総書記が築いた軍事国家とビンラディンに象徴される「テロリズム」を結ぶ糸をたぐる。

目次

  • 第1章 工作船沈没は小泉改革の成果
  • 第2章 「イスラム戦争の時代」に取り残される北朝鮮
  • 第3章 北朝鮮とオサマ・ビンラディンとを結ぶ「ルート」
  • 第4章 「党優位」から「軍優位」へのクーデター
  • 第5章 北朝鮮はなぜ「軍事国家」になったのか
  • 第6章 「先軍政治」を支える軍組織とその人脈

「BOOKデータベース」 より

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