古代文明の興亡
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古代文明の興亡
(学研M文庫, . 古代を検証する||コダイ オ ケンショウ スル ; 4)
学習研究社, 2002.3
- タイトル別名
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人類破滅の選択
- タイトル読み
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コダイ ブンメイ ノ コウボウ
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注記
「人類破滅の選択」(1990年刊)の改題
内容説明・目次
内容説明
5700年前の気候変動、とりわけ北緯35度以南の気候の乾燥化が、都市文明誕生の契機となった。著者のこの仮説は、その後、メソポタミア文明、エジプト文明、インダス文明の興亡と環境変動の研究が進展するなかで、まちがいのない事実であることが証明された。黄河文明だけがこの仮説にあわなかった。しかし、1991年からはじめた長江文明の研究によって、中国でも5700年前の気候変動に連動して、都市文明が誕生していたのである。
目次
- 第1章 『ギルガメシュ』からの出発—人類が神から自由を獲得したとき
- 第2章 ノアの大洪水はなぜ起こったか—大洪水はメソポタミア文明開幕の序曲
- 第3章 都市文明の誕生とオリーブ—オリーブ栽培の独占化がもたらしたもの
- 第4章 夏雨と冬雨の文明—エジプト文明と夏雨の秘密をさぐる
- 第5章 インダス文明盛衰の原因は何か—ヒマラヤがその“カギ”を握っていた
- 第6章 日本にもあった気候異変—縄文文化もヒマラヤの支配下にあった
- 第7章 人類が生き残る道‐環境革命—もう地球にオアシスはない
「BOOKデータベース」 より