書誌事項

春信の春、江戸の春

早川聞多著

(文春新書, 274)

文藝春秋, 2002.10

タイトル別名

春信の春江戸の春

タイトル読み

ハルノブ ノ ハル、エド ノ ハル

大学図書館所蔵 件 / 57

注記

主な参考文献および参照図録: p187

内容説明・目次

内容説明

これまで浮世絵春画は、ともすれば誇張された性器の表現ばかりが注目され、たとえその芸術的価値を認める者であっても、春画=男性用のポルノグラフィであることには疑いを持たなかった。しかし、図中に書き込まれた「詞書」「書入れ」などと呼ばれる文章を読み解けば、まったく異なる世界が拓けてくる。それは、江戸人の多様な「愛のかたち」を、和歌や漢詩といった古典の世界に「見立て」て楽しむ、高度な表現形式をもつ芸術であった。

目次

  • 第1章 浮世絵春画の特色
  • 第2章 鈴木春信という絵師(春信とその周辺;春信の見立絵)
  • 第3章 『風流座敷八景』—絵解きの楽しみ(『座敷八景』の見立て;『風流座敷八景』の絵解き)
  • 第4章 『風流艶色真似ゑもん』—色道修行の旅(『風流艶色真似ゑもん』前編の絵解き;『風流艶色真似ゑもん』後編の絵解き)
  • 第5章 『今様妻鑑』—漢詩の春画見立て

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA59160271
  • ISBN
    • 4166602748
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    187p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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