知里幸恵 : 十七歳のウエペケレ
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書誌事項
知里幸恵 : 十七歳のウエペケレ
草風館, 2002.10
- タイトル読み
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チリ ユキエ : ジュウシチサイ ノ ウエペケレ
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注記
知里幸恵の肖像あり
知里幸恵年譜: p329-330
内容説明・目次
内容説明
だれにでも「青春」がある。これは19歳で亡くなったアイヌの女性・知里幸恵の青春の物語。幸恵は「アイヌ最後の最大の叙事詩人」(金田一京助評)である祖母・モナシノウクの「お婆ちゃん子」としてかわいがられて育った。祖母の懐で寝物語に聞いたアイヌの世界を『アイヌ神謡集』という本に書き残して夭折。このような伝承の形は、いまの日本では忘れ去られてしまった。本書は、著者が30年にわたって幸恵を追いもとめ、アイヌ世界の伝承を体現した幸恵の生涯を入念に描いた決定版である。
目次
- 東京で死んだアイヌの少女
- 知里家と金成家
- アイヌにもあった創氏改名
- ヌプルペッ=登別の少女
- コタンに咲く花
- 秘話一つ
- 新しい母校
- 「知里幸恵は旧土人なり」
- 「海が懐かしくて…」
- 「近文の一夜」
- 十七歳のウエペケレ
- 「此の砂赤い赤い」
- 幸恵恋譜
- 『炉辺叢書』
- 『ウタリグス』
- 東京へ—少女の旅
- Shirokanipe ranran pishkan
- ハイタヤナ
「BOOKデータベース」 より