ナチス・ドイツと聴覚障害者 : 断種と「安楽死」政策を検証する

書誌事項

ナチス・ドイツと聴覚障害者 : 断種と「安楽死」政策を検証する

中西喜久司著

文理閣, 2002.10

タイトル別名

ナチス・ドイツ第三帝政下の聴力障害者

ナチスドイツと聴覚障害者 : 断種と安楽死政策を検証する

タイトル読み

ナチス・ドイツ ト チョウカク ショウガイシャ : ダンシュ ト 「アンラクシ」 セイサク オ ケンショウ スル

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注記

財団法人全日本聾唖連盟の機関紙「日本聴力障害新聞」に, 1982年8月-1987年6月まで「ナチス・ドイツ第三帝政下の聴力障害者」として連載されたもの

参考資料: p247-254

内容説明・目次

内容説明

ナチスドイツがヨーロッパを戦禍に巻きこむとともに、600万人のユダヤ人を抹殺したことは、あまねく知られているが、同時に国内の35万人を超える心身障害者に断種手術や「安楽死」を施したことは、一部の識者以外あまり知られていない。本書は本邦はじめて紹介する資料を駆使し、ナチスの蛮行を検証するとともに、反戦・平和・人権と障害者問題について訴え、ネオ・ナチズムの台頭に警鐘を鳴らす。

目次

  • ハーケンクロイツの旗のもとに—嵐の十二年
  • ドキュメンタリー
  • 聴覚障害者は抵抗する
  • 最終的解決—狂気のドイツ
  • 強制収容所の文学と芸術
  • 精神障害と「安楽死」
  • 日本への反響、川本宇之介と藤井東洋男
  • 「安楽死」と医学実験
  • ドイツ抵抗運動と「安楽死」
  • ニュルンベルク裁判
  • 追及、犯罪人の戦後史
  • ナチスと南米・ネオファシズム
  • 自由の天地にあっても
  • ドイツの少年少女たちは学ぶ

「BOOKデータベース」 より

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