殺ったのはおまえだ : 修羅となりし者たち、宿命の9事件
著者
書誌事項
殺ったのはおまえだ : 修羅となりし者たち、宿命の9事件
(新潮文庫, し-31-4)
新潮社, 2002.11
- タイトル別名
-
殺 (や) ったのはおまえだ : 修羅となりし者たち、宿命の9事件
- タイトル読み
-
ヤッタ ノワ オマエ ダ : シュラ ト ナリシ モノ タチ シュクメイ ノ 9ジケン
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内容説明・目次
内容説明
「普通の人間」は、どうして殺人鬼へと化したのか。父母は家族は、そして恋人は、彼らにどう関わったのか…。児童惨殺、実子虐待、同僚絞殺、さらには通り魔。日毎起きる惨劇、連鎖する狂気。凶行に手を染めた常人の、その背後で薄笑いを浮かべる影が蠢く。業か、因果か、偶然か。今もまた、どこかで羅刹が羽化をする—。全身怖気立つノンフィクション集。好評シリーズ第二弾。
目次
- 第1部 腐臭漂う棲家で鬼は呱々の声を上げる(皆殺しを謀った男の父が語る「わが闘争」—大阪「池田小」児童殺傷事件;息子を嬲り殺した「鬼女」のおぞましき血—尼崎「実子虐待」致死事件;家族の連帯は「玩具」を手にして生まれた—伊勢崎「主婦暴行」餓死事件)
- 第2部 青白きその微笑みの下で殺意が芽吹く(炭化した「下半身」が炙り出す黒い影—恵庭「社内恋愛」絞殺事件;看護婦を手玉に取った「優男」の捩れた愛情—埼玉「略奪愛」殺人事件;「心優しき少年」はなぜ兄の胸に刃を立てた—名古屋「十七歳双子」刺殺事件)
- 第3部 放たれし獣は獲物を求めてさすらう(繁華街を暴走した新聞配達員の「暑苦しい夏」—池袋「通り魔」連続殺傷事件;憎しみに塗れた「無期囚」が首を吊るまで—奈良「月ヶ瀬村」拉致撲殺事件;高速道で轢死した少女が夢見た「家族の情景」—神戸「女子中学生」手錠放置事件)
「BOOKデータベース」 より