定本言語にとって美とはなにか
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定本言語にとって美とはなにか
(角川ソフィア文庫, 272,
角川書店, 2001.9-2001.10
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- タイトル読み
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テイホン ゲンゴ ニ トッテ ビ トワ ナニカ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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1 ISBN 9784041501061
内容説明
言語とはなにか、芸術とはなにか。そして文学とはどのような言語の、どのような芸術なのか—。『万葉集』『古事記』といった古典や現代の詩歌をはじめ、森鴎外「舞姫」、国木田独歩「武蔵野」、夏目漱石「それから」など、文学史上のさまざまな作品を豊富に引用し、具体的に分析。表現された言語を「指示表出」と「自己表出」の関連でとらえた独創的言語論の1。『改訂新版共同幻想論』に並ぶ、吉本隆明の主要著作、待望の文庫化。
目次
- 第1章 言語の本質
- 第2章 言語の属性
- 第3章 韻律・撰択・転換・喩
- 第4章 表現転移論(近代表出史論;現代表出史論;戦後表出史論)
- 巻冊次
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2 ISBN 9784041501078
内容説明
『定本 言語にとって美とはなにか1』につづき、第5章構成論、第6章内容と形式、第7章立場の各章で、言語、文学、芸術とはなにかを考察する。引用する作品は古代歌謡から折口信夫、ヘーゲル、サルトルにまで及ぶ。日本文学の表現としての通史であり、戯作の成り立ちについて能・狂言を通じて丁寧に展開した画期的論考でもある。
目次
- 第5章 (詩;物語;劇)
- 第6章 内容と形式
- 第7章 立場(言語的展開)
「BOOKデータベース」 より