一筆啓上瀬島中佐殿 : 無反省の特攻美化慰霊祭
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書誌事項
一筆啓上瀬島中佐殿 : 無反省の特攻美化慰霊祭
(徳間文庫)
徳間書店, 1998.8
- タイトル読み
-
イッピツ ケイジョウ セジマ チュウサ ドノ : ムハンセイ ノ トッコウ ビカ イレイサイ
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注記
参考・引用文献: p309-311
内容説明・目次
内容説明
部下たちを特攻戦死させて生き長らえた作戦指導者・指揮官・参謀たちの責任をうやむやにしたまま、現代の若者たちにも特攻を讃美させようという動きがあるという。戦死した陸海軍の特攻隊員は約三千六百名だが、このようなことでは、彼らは哀れな犠牲者にすぎなくなってしまう。大西滝治郎中将をして「統率の外道」と言わしめた特攻の是非と、その責任の所在を問う、衝撃のドキュメント。著者渾身の書下し。
目次
- 『幾山河』は売れても
- 瀬島参謀本部参謀式慰霊祭
- 特攻戦没者の悲願に適う慰霊祭
- 林冨士夫の自殺志願
- 出撃指名人と被指名人
- 予備学生は本チャンの尻ぬぐい
- 角田和男の零戦特攻隊員物語
- 心で泣く特攻出撃
- 「回天」にかけた小灘利春の夢
- 「死に損い」の遺族係〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より