公共性のエートス : 三宅雪嶺と在野精神の近代

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公共性のエートス : 三宅雪嶺と在野精神の近代

長妻三佐雄著

(Sekaishiso seminar)

世界思想社, 2002.11

タイトル読み

コウキョウセイ ノ エートス : ミヤケ セツレイ ト ザイヤ セイシン ノ キンダイ

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注記

関係略年譜: p251-256

主要参考文献: p257-270

内容説明・目次

内容説明

権力に相対し、他者に開かれて新たな秩序と安定を模索する公共性、同時に現代人に安らぎと「生」の肯定をもたらす公共性は存在しないのだろうか。そのような個性を活かす空間を、三宅雪嶺をはじめとする近代の在野思想家の営為の中に探る。

目次

  • 第1章 三宅雪嶺の福沢諭吉観—学問と政治の関連を中心に
  • 第2章 三宅雪嶺の維新史論—「勢」・「公議輿論」・キーパースン
  • 第3章 三宅雪嶺における「個」と「公共性」の問題—日露戦争後の時論を中心に
  • 第4章 『日本的性格』前後の長谷川如是閑—その伝統観と「日本文化論」を中心に
  • 第5章 中井正一における「抵抗」の問題—滝川事件から『土曜日』まで
  • 補論 「委員会の論理」についての覚書

「BOOKデータベース」 より

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