象徴天皇の誕生 : 昭和天皇と侍従次長・木下道雄の時代
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象徴天皇の誕生 : 昭和天皇と侍従次長・木下道雄の時代
(角川文庫, 12430)
角川書店, 2002.4
- タイトル読み
-
ショウチョウ テンノウ ノ タンジョウ : ショウワ テンノウ ト ジジュウ ジチョウ キノシタ ミチオ ノ ジダイ
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注記
天皇・皇室関係年譜1945〜1947: p287-290
参考文献: p290-294
内容説明・目次
内容説明
一九四五年八月十五日、長く辛い日々が終わった。しかしそれは天皇と皇室にとって、新たな戦いの始まりでもあった。天皇の戦争責任、宮中改革、皇室財産の差し押さえ、臣籍降下…。マッカーサーを頂点とするGHQの占領政策に翻弄される日本国政府と天皇。その圧力の中、新しい時代の天皇像を打ちたてようとした皇室関係者や天皇側近、一部知日派の外国人たちの苦闘が続く。そして人間宣言から新憲法の公布により、戦前の現人神は新たに国民統合の象徴として生まれ変わった…。戦後日本の原点でもある象徴天皇制誕生のドラマを、綿密な取材の下に描ききった迫真のドキュメント。
目次
- 第1章 「国体ヲ護持シ得テ」
- 第2章 バーンズ回答を遵守せよ
- 第3章 宮中改革の先頭に立つ
- 第4章 大財閥の解体
- 第5章 疎開から帰った皇太子
- 第6章 背広の天皇、街頭へ
- 第7章 残された宮中祭祀
- 第8章 天皇を助けたクエーカー人脈
- 第9章 “潔白の証明”なる
「BOOKデータベース」 より