日本をダメにした官僚の大罪
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日本をダメにした官僚の大罪
講談社, 2002.10
- タイトル読み
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ニホン オ ダメ ニ シタ カンリョウ ノ タイザイ
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内容説明・目次
内容説明
政官財癒着の構造は指摘されて久しいが、癒着構造を産んだ元凶は官僚の巨大な裁量権にある。道路や大規模干拓の決定は閣議で行なわれるが、事業目標や予算総額の大枠でしかなく、具体的な個所付けや予算配分のすべては、各省庁の裁量に委ねられている。何兆円もの膨大な税金の使い道が国会の場で審議されることもなく、一握りの官僚のハラひとつで決まって行く。その裁量にあやからんものと族議員(政界)、財界の我利我利亡者が殺到するさまは、獲物に群がるハイエナと同じである。裁量が幅を利かすぶん、法の影は当然薄くなる。武力統治の江戸時代と比べたらどうであろう。りっぱな憲法を持っていながらこれを死文化、棚上げしての裁量社会ゆえ、なお一層悪辣、始末に悪い。
目次
- プロローグ 官僚が四権の急所を支配
- 第1章 「官」主主義国家・日本
- 第2章 官僚は憲法違反である
- 第3章 政官なれあいの大罪
- 第4章 官僚は日本人をこう洗脳した
- 第5章 アメリカの憲法と官僚
- 第6章 官僚独裁を許さないために
- エピローグ 官僚と闘え
「BOOKデータベース」 より